自粛4

家にずっと篭っている訳だがこうやって何かを考えている時間は何とも充実しているのである。

 

今日は突然だが、「一口頂戴?」

に付いて書いていこうと思う。

 

他人と何処かへ出かけ飯を食べる時、何か飲み物を飲む時、相手が食べているものが無性に食べたくなるのは何故だろうか。

 

そのひとくちがとてつもなく美味に感じる。

何故だろうか。

例えばスーパーカップの蓋に付いてる部分を舐めたり、パピコの切り取った上の部分だったり、缶のコーンポタージュの最後の一粒だったり、別に食べなくて良いものほど美味いと思うような事が多々ある気がする。

 

心のどこかでは美味いッッッ!!!!!と思っているが口に出せないんだろう。

 

きっと相手にもらった一口、思いがけない一口が1番うまく感じるんだろう。自分が食べているものもそれくらい美味いと感じる感性を持っていたらどれだけ幸せだろうか。

 

一口頂戴と言い、食べる側の話をしてきたが食べられる側もなんとも言えないものがある。

 

想像してみよう。

めちゃくちゃ可愛い女の子とデート。あまり距離感がそれ程近くないが良い感じの雰囲気だ。サーティーワンのアイスを食べることになった。僕はストロベリーチーズケーキ。彼女はクッキー&クリーム。

僕が黙々と食べていると、彼女が口を開いた。

「一口、ちょうだい?」

僕はいいよと言った。

彼女は「相手に貰った一口ってめちゃくちゃ美味しいよね!?」

楽しそうにしている。彼女の笑顔が眩しい。僕も笑顔になった。

すると彼女は「ひとくち食べる?」

急な驚きに声が出ず僕はただただ頷いた。

妄想が過ぎた。

 

 

 

何が言いたいか結局分からなくなった。

童貞クセェ〜〜。

エモい!