あるある

先日友人と話した。

ブログのテーマが中々決まらない私に友人は色んなあるあるを描きなと提案してきた。

 

あるある?と、聴くとなんかお洒落なインスタグラマー空の写真あげがちとか?と言った。

確かに、空の写真は心が落ち着く。

空の写真に癒しを感じているうちは心のどこかで疲れているのかもしれない。

 

結局あるあるを探してみたが見つからなかった。

 

心が疲れている時は、沢山笑い、沢山感動し、しっかりと寝ることが大切だろう。

 

だがしかし私の心は疲れているどころか疲れを知らない。

 

今日YouTubeで面白いものないかなぁ〜と探していたら江頭2:50のやっているチャンネル、エガちゃんねるがオススメに出てきた。

 

エガちゃんがハイロウズ日曜日よりの使者を歌っていた。それは心にかなり響いた。

昔、テレビに出ていた時のような過激さは心の中に閉じ込められており、今伝わってくるのはその真剣な表情と真っ直ぐな気持ち。

 

コメントもかなり多く、少し前の動画なのだが豪雨の被害に遭われた人達から元気になりました。や、これから頑張って行けそうです。など前向きなコメントばかりだった。

 

それを見て、人の心を動かすのは凄い事だと、素敵な事だと感じた。

 

 

私は人の心を動かせているだろうか。

 

あ〜笑いどころが一切ないつまんねぇブログになってしまった。

ととのい

体、頭を勢いよく、丁寧に洗い流しこれでもかというくらい水を飲みまくる。

 

そして体から綺麗に水を拭いたら準備は整った。

 

さぁ、いこーか。

 

ドアに手をかける。

素人の私は10分間その空間に座る。

 

熱い水蒸気に積まれたその空間は僕の心も包み込んでくれる。優しく丁寧に。

 

それに反応したかのように、汗が出てくる。

 

好きな音楽を頭の中で流す。

先日のサウナでは松任谷由美真夏の夜の夢

 

骨まで溶けるような

テキーラみたいなキスをして〜♪

 

骨まで溶けるようなキスしたいが

童貞インキャ脳の私はテキーラすら飲んだことがない。どんな味がするのだろう。多分だがテンションで飲むもので味わうものでは無いという認識だ。

 

ダラダラと腕に流れる液体を見つめ、時計を見る。

おれの中のユーミンが涼しげな顔で熱唱しているがこっちは灼熱地獄だ。

 

さぁ、10分経ちドアに手をかける。

 

シャワーで汗を流した私は一目散に水風呂に入る。

あぁ、気持ちが良い。

なんて気持ちが良いのだろうか。

 

水風呂に2、3分使った後、ベンチに座り何も考えず過ぎゆく時間を嗜む。

何もしていないのに気持ちが良い。

 

これをととのいというらしい。

 

あぁ、ととのいたい。

次の休みはサウナにでも行こうか。

 

誰かおれの心をサウナのように熱してくれ。

素敵な気持ち。

先日、仕事の休憩中ケータイを見ながらタバコを吸っていた。

 

「お疲れさまです!」

 

そう言われパッと見たら見知らぬ女の人。

僕もお疲れさまですと返した。

 

その女性は綺麗目といわれるような服装をしていた。

 

僕はベンチに座っていた。2人がけのベンチだ。

お姉さんがタバコに火をつけた時、座りますか?と尋ねた。

 

すると、彼女は

お気持ちだけで充分です。ありがとうございます。と笑顔で返した。

 

 

なんだろう。すごく素敵な気持ちになった。

どこのお店かもわからないし、初めて見た人だったが初対面の人にその対応。なんて素敵な人なんだろう。

 

僕が席を立ちお疲れさまですと言うと、

彼女はありがとうございましたと言った。

 

お疲れさまではなくありがとうと言える彼女。

素敵だ。こちらこそありがとう。年上のお姉さん。

そう思った瞬間頭の中にロックが流れた。

 

 

 

 

 

終わることのない恋の歌で すべて消えて失くなれ
すべて消えて失くなれ
烈しく燃える恋の歌で 夜よ明けないでくれ
夜よ明けないでくれ

生まれて初めての唇づけは永久西の空を
永久西の空を
恥ずかしいくらいに真黄色に染めた
真黄色に染めた

あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら
死んでもかまわない あなたのために

星降る青い夜さ
どうか どうか声を聞かせて
この街をとびだそうか
つよく つよく抱きしめたい

わたしはまぼろしなの
あなたの夢の中にいるの
触れれば消えてしまうの
それでもわたしを抱きしめてほしいの

つよく つよく つよく

あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら
死んでもかまわない あなたのために

あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら
月まで届くような翼で飛んでゆけるのでしょう

 

 

あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら死んでもかまわない。矛盾したように感じるが、愛しい人の為に好きな人の為にならどこだって行ける。なんだって出来るのだろう。

 

人は死んでも良いと思える人に出会えた時なにを思うのだろうか。

きっと、その時この人の為に強く生きたい。そう思うのだろう。

 

あぁ、素敵な昼下がりだ。

 

現実に戻るとこれから仕事だ。

あぁ、帰りてぇと口から出たがまだ家を出てすらいない。

 

 

帰りたいより、帰りたくないと思える日常がやってきますように。

 

 

仕事に行きたくない、未だにベッドで寝転んでいるこの私の身体と気持ちを起こしてくれないか。

何かを極めるという事に憧れを感じたのはいつからだろうか。

私には極めたものなどないだろう。

全てが中途半端だ。

 

そもそも極めるということに憧れを感じること自体可笑しいのかも知れない。楽しさや充実感、それを憧れが超えている時点で極みという境地までは遠いだろう。

 

 

あのイチローは言っていた。

プロになって小学校、中学校で感じた楽しさはプロになってゼロだったと。

ただ、言葉に出来ない快感も多い。

 

そう言っていた。

 

快感…。

僕は真っ先にエロい事を想像した。

 

そういえば先日、サウナについて仕事仲間、先輩と話す機会があった。

 

サウナを極めると整いという感覚が襲ってくるらしい。3セット入り水風呂に浸かり出たあの瞬間の快感は凄いぞ。と、先輩は言っていた。

 

僕の同僚もそう言っていた。

 

整うとはどういう状態なのだろうか。

快感とは一体…。

 

童貞脳の僕には理解し難かった。

 

虚像

少し前だ。

マツコの知らない世界山口敏太郎が出ていた。

作家で有名な彼はオカルト研究家としても実に有名だ。

 

そんな彼が紹介していたのは何度もTVで使われた心霊映像。

所謂、擦られ動画という奴だ。

 

わかってはいた。

いや、そうであると思っても心の何処かで違ったらいいななんて都合の良いロマンを思い描いていたのだ。

そう、ニセ心霊映像。

 

山口敏太郎の友人に心霊動画を作る会社をしている人が居るらしい。

いかにも偽物っぽいなぁ〜と思っている動画でもいざ偽物だと告げられると急に悲しい気持ちになってしまう事がよく分かった。

 

昔、怖いというシンプルな感情。私の見ていたものは人間が作り出した霊という虚像に過ぎなかった。

 

思い込みとはなんと虚しいものか。

 

だから最近は三木大雲という和尚が語る怪談を楽しみに聞いているのである。

 

自分がこうだろう。と思っていたものもそれはただの思い込みで違ったりする事も多々ある。

 

Mr.Childrenの桜井さんも歌詞に時々使う。

anyやファスナー。

 

 

 

「今  僕のいる場所が望んだものと違っても

悪くはないきっと答えは一つじゃない

「愛してる」と君が言う

口先だけだとしてもたまらなく嬉しくなるから

それもまた僕にとって真実」

 

何が嘘で何が真実かは自分でも分かっている。

それが正しいのかそうでないのかも。

だけど、自分の心に響いたその愛してるという一言。心に響いたのなら彼女はどう思っているか分からないが僕の中では真実。

 

「きっと ウルトラマンのそれのように
君の背中にはファスナーが付いていて
僕にそれを剥がし取る術はなくても
記憶の中焼き付けて
そっと胸のファスナーに閉じ込めるんだ」

 

 

 

ウルトラマンの中は知ってはいけない。そしてそれと同じように君の中にも僕は知らない秘密や嘘がたくさん詰まっている。それらは僕がこれから知ることが出来ないとしてもひっくるめて愛したい。

 

 

あぁ、切ない。でも愛おしい。

 

この世界は切ない秘密と優しい嘘に満ち溢れている。

 

 

emotional

エモいってなんだろう。

 

エモいは、英語の「emotional(エモーショナル)」を由来とした、「感情が動かされた状態」[1]、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」[2]などを意味する日本のスラング(俗語)、および若者言葉である。(Wikipediaより)

 

なんというか分からないがエモいという感情には寂しさが寄り添っている気がする。僕がエモいなぁって思う瞬間には何か懐かしさが付いて回る。

 

ここ最近若者言葉として流行っているエモい。昔の人は何というのだろう。

いい感じ?哀愁漂う?

 

やはりエモいという言葉は便利なのだ。

ただ、僕自身間違った使い方をしたくはない。

 

普段からエモいなぁと思う"瞬間"に満ち溢れているがその辺の若者が使うエモいとは重さが違うと思いたい。

 

エモい瞬間ってどんな時だろう。僕なりに考えてみた。

 

冬の朝、お洒落をして家を出た瞬間のあの冬の香り。夏の夕方、通り雨が降った後にアスファルトの匂いと蒸し暑さ。居酒屋から出た後車に乗らずにタバコを吸った夜。映画館で映画を見た後、リアルとスクリーンの区別がつかないあの瞬間。ドライブの最中、息が出来なくなるほど笑い、そのあとの数秒の沈黙。どこかノスタルジックさも感じる。あぁ、年齢とか関係ないのではないか。

常にエモいは溢れているのだろう。

 

先日、エモいとエロいは1文字違いだけど全然違うなんてくだらない話をしていたら、友人は僕の事をど変態だと言ってきた。

 

何を知っているんだろう。

きっと、透視能力でも持っているのだろう。

癒しとは。

癒しとは何なのだろうか。

 

 

いやし【癒やし】

肉体の疲れ、精神の悩み、苦しみを何かに頼って解消したりやわらげたりすること。

 

辞典にはこう書いてあった。

という事はだ、疲れたり悩んだり、苦しんだりして居なければ癒しは必要では無いのだろうか。

 

私はこの性格の所為かあまりストレスを感じる事がない気がする。

ストレスを感じる前に何かで発散しているのだろうか。

車の中で熱唱したり音楽を聞いたりギターを弾いたりオシャレをしたり。

 

普段人付き合いで悩む人が居るが何故そうなるのだろうとよく考えることがあるのだが、私はあまり人付き合いで苦労をしたことが無かった。

 

あまり人に興味が無いのだろうか。考えると少し寂しい。

皆はTikTokを見た事があるだろうか。

可愛い女の子たちが色々やってんの。

それが可愛いんだ。癒しってこう言う事か。

 

TikTokを見終わった後にやって来る虚無感は賢者モードと同等の寂しさだろう。癒しってもんには副作用がある。

 

あぁ、ミルクティーでも飲もうか。